「かわいい服を着て楽しそう」と
動機は単純でしたが、やるからには全力で。
今は人を育てることが一番のやりがいです
anySiS 店長
谷口麻衣子さん (29歳)
短期大学で保育士と幼稚園教諭の資格を取得。卒業後は幼稚園に約1年間勤務するが、「今しかできない仕事をしたい」と思うようになり、ファッション販売への転職を決心。2004年に入社。翌年、新店の店長に抜擢され、以来、現店も含め3つの新店の店長を歴任。2010年に結婚。
谷口さんの1dayスケジュール
| 9:30 | 出勤(早番の日) | |
| 昨日の売り上げと本日の予算の確認、店内の清掃。 | ||
| 10:00 | 開店 | |
| 母娘でいつもショッピングするお客さまが来店。お嬢さんは20代、お母さんは50代。2人でシェアできる新作ジャケットを勧めたところ、気に入ってお買い上げに。買い物がないときでも立ち寄ってくれる方で、今日も最近観た映画の話などでしばらく盛り上がる。お客さまにとって"ふらりと来たくなる場所"になっていることがうれしい。 | ||
| 12:30 | ランチ | |
| 13:00 | ディスプレイ変更 | |
| 商品の動きやその日の客層によって、一日に数回、ディスプレイを変更することも。状況を素早く判断して対策を打つことも、店長の大事な仕事。 | ||
| 15:00 | スタッフと接客のロープレ | |
お客さまが少ないタイミングを見計らい、スタッフ2人がロープレ。横で見ながらポイントをアドバイスする。"教える"のではなく"気づかせる"ことがモットー。「このアイテムをお勧めしたのはなぜ?」と質問しながら、考えて接客することの大切さを伝える。 |
||
| 18:30 | 勤務終了 |
なぜ未経験から転職しようと?
かわいい服を着てお店に立つ販売スタッフの方を見て、楽しそうだな、やってみたいなと。そんな、すごく単純な動機です(笑)。幼稚園の先生は、資格があれば年を取ってもできる。それよりも、今しかできない仕事をしたいと思ったんです。面接を受けたのはオンワード樫山だけ。この会社のブランドが昔から好きなんです。やるなら好きなブランドで働きたかったので、1社に絞って応募しました。
販売の仕事、やってみての感想は?
接客は楽しいです。「こんな服を探していた」と喜ばれたり、お客さまが挑戦したことがない服の着こなしをアドバイスして「新しい発見」と驚かれたり。そんなときにやりがいを感じます。私は自分をつくることができないので、似合わないと思うときは正直にそうお伝えするんです。お客さまに合わせた接客は大切ですが、自分の性格をムリに変えようとすると接し方がブレてしまう。ありのままでいることが大事だと思っています。そんな接客を気に入って、「このお店なら安心して買い物できる」と信頼してもらえたときは、とてもうれしいです。
入社1年で店長に。不安はなかった?
不安はまったくなくて、こんなに早く任されるなんてラッキー!と(笑)。自分の店づくりができることがうれしかったです。私は先の心配はしないし、後悔もしないタイプ。今できることをしっかりやって、それでダメなら仕方がない。何でもそう考えるんです。最初はマネキンに何を着せればいいかもわからなくて、うまくいかないことだらけでしたが、「次はこうしよう」と気持ちを切り替えるようにしていたら、1、2年で売り上げが軌道に乗り始めました。やるべきことをやっていれば、結果はついてくる。改めてそう思います。
店長のやりがいを教えて!
一番のやりがいは、スタッフの成長です。その点では幼稚園の先生と似ているなと思うんですが、私は人が育つのを見るのが好きなんです。ただし、私は叱って伸ばすタイプ。スタッフには「厳しく言うけど、その代わり店長になれるように育てるよ」と。未経験から始める人も多いですね。最初はみんな不安そうだけど、やる気があって努力する人は必ず伸びます。経験を積むたびに顔つきが変わってきて、「私はこう思います」と意見をぶつけてくるようになる。そうすると、成長したなとうれしくなるんです(笑)。
| 勤務時間 | 8:30〜20:00 |
9:30〜21:30 ※シフト制・実働7.2時間 |
|
|---|---|---|---|
| 月収 | 一人暮らしできる程度 | 共働きで、好きな洋服が 買える程度 |
|
| 休日の 過ごし方 |
ショッピング | ショッピング、家事 | |
| 将来の 目標 |
先のことは考えず、 今できることに集中する |
変わらず |
「将来を不安に思う暇があるなら、今できることをやるべき」。明るくそう言い切る谷口さんの言葉は、転職を迷う人への大きなヒント。行動する生き方、私たちも見習いたいですね!(編集部)



お客さまが少ないタイミングを見計らい、スタッフ2人がロープレ。横で見ながらポイントをアドバイスする。"教える"のではなく"気づかせる"ことがモットー。「このアイテムをお勧めしたのはなぜ?」と質問しながら、考えて接客することの大切さを伝える。

















幼稚園の先生時代と比べて、精神的に強くなったのも大きな変化です。この仕事は未経験から始めても店長になれるチャンスがあるので、速いスピードで成長できる。それが魅力です。